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偏頭痛(片頭痛)の原因とは?
目次
偏頭痛(片頭痛)とは
頭痛の最も多いのが緊張性頭痛です。次に多いのがこの偏頭痛です。
どちらも頭痛ではありますが、異なる特徴があります。
対処法もそれぞれ異なるためどちらのタイプの頭痛かご自身で把握しておくことが大切です。
- コメカミ付近がドクンドクンと脈をうつたびに痛みが強くなる
- 光がまぶしく感じる、閃輝暗点で目の前がチカチカする
- ひどくなると吐き気だけでなく吐いてしまうことがある
- 休日やお風呂などでリラックスすると頭痛が悪化する
偏頭痛の特徴は
〔頭の片側や両側のコメカミ付近がドクンドクンと脈をうつたびに痛みが強くなる〕
頭痛です。
痛みはコメカミ付近だけでなく、頭全体や後頭部にも痛みが出る傾向があります。
頻度は様々ですが、一度痛みがでると数時間から、ひどいときは3日ほど続くことがあります。
また頭痛以外のことにも敏感になります。臭い、天候の変化、寒暖差に非常に敏感になります。
吐き気やひどくなると吐いてしまうこともあり大変辛い状態になります。
また閃輝暗点(せんきあんてん)といった目の前がチカチカする、光が眩しいなどの症状が出る方もいます。
そのために、暗くした部屋で安静にしていたい行動に出る方が多い症状です。
緊張性頭痛は(⇔偏頭痛)
・リラックスすると楽になる(⇔解放されると痛みが増す)
・お風呂など温めると楽になる(⇔冷やした方が楽)
・頭がギューと締めつけられたような痛み(⇔脈を打つたびに痛みがでる)
・首、肩、背中のコリが伴う(偏頭痛も同様です)
などです。
偏頭痛の原因とは
緊張性頭痛は、〔筋肉が固まって血流圧迫されて循環が悪くなる〕ことで痛みが出ることに対し、偏頭痛は〔血管が収縮して血管が拡張することで痛みがでる〕ことだとされてます。
血管がひろがり、何らかの原因で三叉神経が刺激されて炎症が起きて神経周辺に痛みが発生すると考えられています。
血管が拡張する理由は明確にはわかっていないため対処的な薬を飲むことで対処している方がほとんどです。
原因不明とはいえ、偏頭痛の方にはいくつかの共通した要因があります。
- 天候の変化(特に気圧差)の影響
- ストレスが溜まってきたとき
- 休日などストレスから解放された時
- 血管の収縮・拡張に作用する食材の摂取
- ホルモンバランスの乱れ
あなたに当てはまる傾向があります。具体的にみていきましょう。
天候の変化(特に気圧差)の影響
「なんとなく朝から軽い頭痛がして、(今日は天気が悪くなるのか~?)と思ったら午後から急に天気が悪くなりました」という発言される方がとても多いです。医学的には不明とされていますが天候の変化、天気が崩れていく過程で痛みが出る傾向が高いようです。
つまり 気圧が下がっていく時に偏頭痛を訴える人が増えています。
当院でも雨が続く梅雨時のような気候の時に偏頭痛が辛いと言う方がとても多く来られます。
ストレスが溜まってきたとき
ストレスは交感神経を優位にして体に様々な影響を与えます。交感神経が優位になると神経伝達物質のセトロニンが増え太い血管を収縮させます。次に過度に拡張していく過程で腫れや炎症を起こして(ズキンスキンとする拍動性の)偏頭痛が起こります。
わかりやすく言うと、ストレスで体全体が緊張して固まると血管も圧迫されます。
ストレスを開放すると血管圧迫も解放されていきます。
この解放過程で血管が拡張されていくため偏頭痛が起こりやすくなります。
※セロトニンはストレスを軽減させようとする神経伝達物質で幸せホルモンとも呼ばれています。
休日などストレスから解放されている時
休日などストレスから解放された時
・休みになると偏頭痛がひどくなる
・旅行先で痛くなりフル活動できなかった。
など楽しい休みに頭痛が悪化してしまう人がいます。
これは自律神経の作用によるものです。体がリッラクスすると副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になる影響で血管が拡張していき偏頭痛が起こりやすくなります。
このような状態はストレスがしっかりと溜まっていて、それが解放される過程でおこります。
ストレスを溜め込まない環境や普段から体がリラックスできる状態を作っていくことも大切になります。
血管の収縮・拡張に作用する食材の摂取
血管を拡張する食材と血管を拡張してから収縮作用のある食材があります。
血管を拡張する食材:チョコレート、ごま、赤ワイン、コーヒーなど
これらに共通する成分として〔ポリフェノール〕が含まれています。
血管を拡張してから収縮作用のある食材:タンパク質の発酵食品や熟成されたものに含まれるチラミンが作用すると言われてます。食材は、チーズ、ヨーグルト、醤油、サラミなど
ただし、偏頭痛だから上記の食材を中止にするのではなく、食べると偏頭痛がでるようなら控えましょう。
大切なのは自分の傾向を知ることです。人によっては高ポリフェノール食品を摂取しても偏頭痛が出ない人もいます。
偏頭痛の一般的な治療法
市販薬の飲んでも改善されない場合は、病院に行きます。
問診時には、ご自身の痛みの特徴(いつ、どんな時、どのような痛み、痛みの出やすい場所、慢性的か急性的か、など)を医師に伝えましょう。
病院での主な治療法です。
・カウンセリング及び診察
・検査(血液検査、MRI、CT、脳波検査、神経超音波検査、X線検査など)
・薬の処方(飲み薬、点鼻薬など)
・生活習慣の提案
偏頭痛に対する当院の施術
- 体全体のバランスを整える
- 筋骨格系の調整
- 自律神経の調整
- 内蔵の調整
- 生活習慣の提案
を中心に行っていきます。
体全体のバランスを整える
体の痛みはメッセージであることが多いです。「痛い=動きたくない」ですから動ける状態を作っていくことが施術のポイントとなります。
当院では、バランスを整えることで体全体の緊張を解いて行きます。
偏頭痛の方は体が緊張していることが多くリラックス出来ることで最も負荷のかかっている首や肩まわりの緊張も取れやすくなります。
筋骨格系の調整
上半身を支える骨盤や体全体を支える足首など体の中心軸をしっかり整えます。
ここが安定していないと体を支える中心軸が乱れ頭痛の原因となっている首、肩まわりの負荷がなかなか取れません。
筋肉やコリはほぐれたのにすぐに元に戻ってしまう結果になります。
自律神経の調整
自律神経の不調は首コリが影響しています。首のコリの強い部分にアプローチをしていきます。
首コリの調整をすることで自律神経の通りがよくなり頭痛の改善だけでなく、体の機能アップ、やる気アップ、行動力アップが見込めます。
内蔵の調整
内蔵機能が低下すると、体全体の活力が低下します。そのため、コリ易く、疲れが貯まりやすいけど抜けにくい。
回復も遅く、なかなか改善しない慢性頭痛のある方には効果的です。
内蔵調整は、他にも〔胃腸の不調、不妊、生理痛、便秘、膀胱炎、逆子、梅核気などの改善が見込まれます〕
生活習慣の提案
頭痛につながりやすい生活習慣の改善を提案しています。
頭痛改善に繋がる姿勢、眼精疲労の蓄積、冷えなど、体操、ストレッチ、食事の提案をおこなっております。
最後に・・・
ご本人が必要としている原因にしっかりアプローチして偏頭痛の原因を取り除いていきます。施術もグイグイボキボキしないでソフトに行うので、初めての方でも安心して受けることができます。
だから、当院の施術は頭痛でお悩みの患者さまからも〔なんだかわからないけどスッキリ!いつの間にか頭痛がとても楽になった!〕と言って頂くことが多いのです。
グイグイ、ボキボキしないソフトな整体と鍼灸であなたの辛い頭痛を改善するだけでなく、不安を解消します。
みなさんがそれぞれのフィールドで大いに活躍できるようになること
それこそが当院のミッション(使命)です。
どこに行っても良くならなかった辛い偏頭痛をぜひ一緒に改善していきましょう!